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2018年5月23日 (水)

WEB同人誌出版がマンガの中心になると予想される根拠をまとめる

<p>WEB同人誌の歴史</p>

WEB同人誌の歴史

1997年

少年ジャンプでワンピース連載開始
これを上回るヒット作を出すことができなくなる
年収三十億 睡眠時間三時間
普通に起業したほうが成功する確率が高い

一般の漫画化は一巻10万部も難しい。
マンガの売上の両極化が進む

漫画雑誌の売上の急激な低下
テレビ放送の終焉
商業マンガの終わりが始まる

2003年
マンガのデジタル化が進む
Photoshopが必要だったのが、コミックワークス、コミックスタジオでマンガを描けるようになる。
このあと2005年までパソコンの性能の引き上げと価格低下が進む。
アシスタントが必ずしも必要ではなくなるので、東京で活動する必要性が少なくなる。

プロードバンドが始まる
ホームページを作れば誰でも雑誌を刊行することができるようになる

ぺんぎん書店COMIC SEED!創刊
WEB漫画雑誌が登場する。
印刷所 取次会社 書店の再販制度を使わない雑誌が本格的に登場する

最大の同人誌即売会がWEB上に誕生することになる

2005年
マンガ嫌韓流発売 累計百万部以上
宣伝に頼らずにヒット作を作れることを証明する。

2007年
メガバカ事件

雷句誠 原稿紛失事件

大手出版社の編集者の能力に疑問符がつく

容量無制限のブログが一般化する
ネットインフラが整ったことで、画像を大量に掲載できるようになる。
ホームページよりも誰でも簡単にマンガをネットで連載できるようになる。

2011年

コンプライアンス-絶対法隷都市事件

大手出版社の編集者の能力に疑問符がついたのが更に悪化する

2013年

Kindle日本版が登場


出版社に関わること無く、本を売ることができるようになる
既存の同人誌のように、印刷コストや輸送保管コストを考えること無く、同人誌を販売できるようになる。

売れない商業マンガよりも売れる同人誌を、果たして既存のカテゴリーで考えることはできるのか、という疑問が出てくる。
少年ジャンプで売上圏外の単行本が出てくる。
漫画雑誌のブランドだけでは新人を集めることができない



今までは書店に置かれていない漫画雑誌は知られること無く消えていた。
今はネットで話題になれば、同人誌でも知名度が高くなる。

今後の予想はWEBマンガが出版社の漫画雑誌に置き換わる。
すでにライトノベルよりもWEB小説の方が知名度が高くなっている。
マンガもこの傾向が出てくるように思える。

京都アニメーションが出版社をつくって、自己完結を目指したように大手出版社が必ずしも必要になる、ということにならない時代に入っている。

WEB同人誌→WEB同人誌サークル→マンガ on WEB 佐藤秀峰 などのWEB出版社で独自に出版

のルートが今後一般化すると予想される。

最大の問題は大手出版社の社員の意識が完全に時代遅れになっている、ということ。

WEB同人誌に関する雑誌などの特集を見たことがないのは、既存の出版社に対して脅威になるから隠蔽してきた、と考えていたが、実際は脅威になる事を理解できるほどの思考力を持った編集者が存在していないことを、いまでは確信している。

出版社の収益の半分は雑誌とマンガになっているため、WEB小説の売上がライトノベルを越えたようなことがマンガでも起きた場合、出版社は更に厳しい状況に追い込まれることになる。

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